金木犀の香り osmanthus

2014年10月15日


Photo by (c)Tomo.Yun

今、毎朝良い香りで気持ちをあげてくれる金木犀。

この金木犀からも、もちろん精油はとれるんです。

金木犀は学名をosmanthus fragrans var. aurantiacus(難しい・・・)といい
Osmanthus fragrans(ギンモクセイ)の変種です。
原産国は中国で、精油はこのオレンジ色の花からとれます。
精油の大半が水蒸気蒸留法でとれるのとちがい、
金木犀はジャスミンなどと同じく、溶剤抽出法。
アブソリュートと呼ばれる精油になります〜。

アブソリュートの常ですが、とっても希少性が高いため
お値段もとっても高価です。
それだけ、沢山のお花からとれる精油量が少ないんですね。

香りの成分はβ-イオノンやリナロール、リナロールオキサイドなど。

イライラを鎮めてリラックスさせたり、
去淡作用や抗炎症作用もあると言われています。

原産国の中国では昔から桂花陳酒や桂花茶として親しまれていますよね。
そういえば昔、桂林へ旅行したときに、名物だったのが
この桂花茶でした。お茶の中にオレンジ色のお花が入っていて
とってもいい香りだったので、お土産に買って帰ったのを思い出しました。
昔の人は化学成分云々の前に、
経験から金木犀の力を知っていたのかも知れませんね。

柔らかで甘い金木犀の香り、
ところが、精油は実はちょっと違うんです〜〜。
何度もお話している通り、精油はその植物の芳香成分を
ぎゅぎゅぎゅぎゅっと濃縮したもの。
そのせいか、通常より濃く感じます。
金木犀も甘いお花の香りというより、
少し重め、ウッディな雰囲気でした。

香りの主成分、β-イオノンが濃縮されたから、
らしいのですが、この精油を薄めていくと、
あの、柔らかな金木犀の香りになるそうです。

いつか、オーガニックかワイルドの金木犀を手に入れてみたいなぁ・・・。


  

Posted by michiko at 14:53Comments(0)Aroma study